スピッツのライブに行ったオタクの断末魔〜NEWMIKKE編①〜
推しは健康にいい。死ぬけど。
こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は元気です。
”ひょんな事”とは
これ
Q.「呪術廻戦」の単行本で芥見下々先生が、キャラクターのイメージソングを発表されていましたが、ワールドトリガーのキャラにもそういう曲はありますか?
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) June 11, 2019
A.曲のイメージが付いているのは今のところ遊真だけですね。
スピッツの「夜を駆ける」という曲です。
やだ…。
⚠️諸注意⚠️
・ライブレポ
・オタクです
・幻覚ではないけどだいぶテンションがおかしいです。
・ごめん、ライブまだ始まってない。
・ライブに行った自慢みたいなもんだからさ!!!
・ライブに行った自慢みたいなもんだからさ!!!
嫌な人は逃げてくれよな!!!!
ライブ本編読みたい人は次の記事読んで。
今書いてます。
そこでバチボコに発狂してブログを立ち上げ早1年半。
その2ヶ月後くらいに、宇都宮のホール公演に行く予定だったんですが、まァ〜〜〜〜〜未だに世間の話題の中心に君臨している例のコロコロしたアイツのおかげでダメになりましたね。
NEW MIKKE 始動
『猫ちぐらの夕べ』の告知の時と違ったのは、延期・中止と共に「切り替えてこっちを始動します!」とアナウンスをくれたことだ。
中止宣言だけだと多分みんな死ぬ。
それを考えての行動だと私は勝手に解釈しているんだが、マジで助かった。
助かった命がここにある。
センキュースピッツ。
去年の秋頃から確立してきた感染予防のガイドラインをベースに新しい体制で組み上げられたライブツアー。
「ちょっとだけチケ代高くしますごめんね」なんて言ってたけど、ええねん。もう、全然出しますそんくらい。スピッツ、ただでさえチケ代安いんやからもっと取ってええんやで(と何かしらに慣れきったオタクは思うなどした)。
もうね、スピッツがまた動き出したことが嬉しかったん。
『猫ちぐらの夕べ』の時もそんなこと言って泣いてた気がする。
特に今年は、メジャーデビュー30周年とのことで、3月〜4月のテレビ出演が多くて「スピッツ!?そんなにテレビ出て大丈夫なの!?」なんて思いつつワクワクしながらテレビの前に座ったりした。
良かった。
うちのテレビ、ちゃんと地上波受信してたよ。
ただのゲーム用モニターじゃなかったや。
スピッツが何かしらの活動をすると嬉しくなってしまうようになった一人のオタクは、テレビに出るスピッツ、ライブの準備にかかり始めたであろうスピッツに思いを馳せ、着実に生きる気力を取り戻し、止めたままだった歩みを再開した。
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平日の公演だと街中の人通りも少ないだろう、とか、横浜公演の時期に外せない用事が入ってしまったのもあって、私が選んだのは愛知公演。
「怖いけどスピッツに会えるなら」と頑張ってお外に出た東海ス民の群れに、まさかの千葉県民(しかもほぼ毎日仕事で都内にいる)が混ざってきたらめちゃくちゃ恐怖だよな……。と思ってたから、当選しても黙って行って黙って帰ってきてサイレントでブログ更新でもするか、と考えていたんですが……
フォロワー「当選した!6/30に名古屋行く!」
って言うから……!!!!
「ここで黙ってたらヤな奴じゃん!!!!!」と、
……その、……はい。
フォロワーのせいにすんな。すみません。
この喜びを当日に噛み締める身近な仲間がいてくれると知って本当に嬉しかったので「フォロワー!!!!!見て!!!!!当たった!!!!!ガイシホールでおれと握手!!!!」と叫んだのでした──。
とまぁ、遠征することになったわけだし、しかも私は都内勤務(しかもめちゃくちゃ人と話す)っていう感染リスクを背負ってるし、やべーやべーといつもやってる手洗いうがいをその日から2倍くらいの時間かけてやるようになって、ライブ参戦の支度と食料調達以外で外に出ないように、というか全部仕事帰りにやることでマジで休日には家に引きこもるようにして──。
頑張った!(当社比)
にしても、スピッツのライブに行くって決まった瞬間の世界のきらめき方はやっぱすごい。
何もかもが輝いて見えるし、足取りはどこが軽くなってるし。
当選メール開けた日から当日までのスケジュールを見る。仕事のシフト見る。
「……????」
マジでヤバいシフトだった。
ここ最近で一番忙しかった。
そんな中で"NEW MIKKE"のバナーに強く出ている「紫の夜を越えて」の『色』を見る。
それをベースに
「どんな服を着ていきたいか」
「去年の6月末の天気予報をベースに気温を推測する」
「梅雨だけど私が行けばどうせ晴れるから暑い」
「フォロワーに会うので多少目立つ服装にするか」
「爪も塗るし伸ばそう」
「髪は染め直……さない方向で」
「ただ髪質は保て。テツヤさんと髪質勝負すんぞ(?)」
と息巻き、準備を進める。
まァ、年明けに食らった新ジャンルのおかげで着る服の系統が従来と全く違う方向に行ったので、"MIKKE"の頃のふわふわ可愛い()私はもういないんだが。
「フォロワーと開演前にスタンドバトルするのでぶん殴れる格好にした」と通話してるフォロワーに言ったら「(会う予定のフォロワーさん)優しい人なのに可哀想」みたいなリアクションを取られた。解せぬ。
そそふぁい、色んなフォロワーがいるな
正直にいうとマジで忙しかった。
ライブ前日まで6連勤したあたりがピークでやばかった。
筋トレを出来るような体力が残らない日々を過ごし、実家に帰れるタイミングがあったのでその時に双眼鏡を強奪し、どうにか1週間前に髪を切り、新しい服と靴をおろし、持ち物リストをベースに準備をして、フォロワーに投げ付けるお菓子を買い、予習と称してチープ・トリックの「蒼ざめたハイウェイ」を聞き(いやマジで謎だけどこれ本当に予習だった?)、前日に爪を塗り、
ついに、6月30日。
待ってここまでで2000字あんのにまだライブ始まってねえ。
お前はいっつもそう。
前哨戦が長い。
前日まで「晴れ女のそそふぁいと雨男のマサムネさんの勝負やで!!!」と毎日天気予報を見てたんですけど
マジで30日だけ天気予報変わりまくってて面白かった。
最終的に現れた晴れマークに「俺の勝ち!!!!!」と叫びたかったのに、
当日の朝の名古屋の天気予報は
「雨時々曇り」
負けたわ。
マサムネさんの雨男パワー恐るべし。
これは負けたわ、と思いつつ新幹線に乗る。
名古屋に着く、降りる、忘れ物をしたから最寄りの百均に向かうために外に出る
太陽が出とる
こ、、、これは、、、、
そそふぁいの勝ち!!!!!!!!!!
ヨッッッッッシャ!!!!!
と太閤口のとこで1人でガッツポーズをしてた変な女がいたら紛れもなくそれは私でした。
名古屋港水族館以外でまともな名古屋の思い出がない私は、サーモンパンチっていう美味しい海鮮丼屋さんでランチを食べ、熱田神宮でニワトリを見てキャッキャしたり、また忘れ物が発覚したのでそこからイオンモールまで気合いで歩いて調達したりして、
気が付けば16:00
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ガイシホールに向かう。
物販は人がめっちゃ集まってたし、そこに入るのはさすがに気が引けてしまって「通販あるから!」という気持ちで今回は並びませんでした。
スピッツの歴代ライブTシャツとか、渾身の「紫夜越コーデ」とか、それぞれにとっての最善の状態でライブに臨む……この空気だよ、この空気が好きなんだ……!
黒いMIKKEシャツいいね
ラジオデイズTシャツも気になる
グラスも欲しいね
そして──
そそふぁい「フォロワー!!!!!」
フォロワー「そそふぁいさん!!!」
そそふぁい「初めまして!!!!!
くらえ!!!千葉土産!!!!!」
(マジで出会い頭に渡した)
マジで優しい人だったわ(ºωº)
何なら私にお菓子くれたからね。優しいね。
(めっちゃ美味しかった)(大事に食べてます)
ちょっと距離を取りつつ、話す話す。
それにニコニコと応対してくれたフォロワー、マジでありがとうございました。
これからもよろしくおねがいしますね
話してたら気付けば開場時間だし、みんな中に入っていくのでそれに続こうと列に並ぶ。
事前アンケートの回答画面とチケットの2つを予め準備しておくことをおすすめします。
見せるだけで済むからマジでスムーズです。
んで、検温装置の前を歩いて、
チケットのバーコードを読ませると、席番が書かれた紙が出てきます。
もしかしてチケットの応募プラットフォームによって違うんかな?
それから手指の消毒して、入場完了。
もうさすがに検温とか消毒は1年くらいやってるからスタッフもお客さんもスムーズに動けて特に詰まることとかなかったと思う。最高。
フォロワーとお互いの席番見て「離れちゃいましたねー!」と言って、会場案内図を見る。
「どこや…」と声を漏らしてたらスタッフさんが声をかけてくれたので、すぐ行き方わかった。
センキュースタッフ!
入口から別になってしまったので、フォロワーとの別れ際に「また来世で!」と手を挙げる。
「また来世でお会いしますよ!」
ってマジで声に出した。
周りにいた人できちんと聞けてた人がいたら「エッ?」ってなってたと思う。
でもごめん、フォロワーも私もスピッツのライブで死ぬタイプのオタクだから……。
自分の席に着く。
私の席はスタンドFブロック。ステージ面とほぼ逆の位置にあるとこだったんですけど、これって、つまり、
全景席だ!!!!!
全景席ホント好き……。
ステージというか、会場全体で何が起こってるのか俯瞰的に見れるから本当に好きです……!!
にしても、
1個空きずつの客席って
映画館行った時も思ったんだけど、
すごい、アレなんだけど……
過ごしやすいんだよな……。
隣の席に自分の荷物を置けたりもするから足元が安全だし(でもこれって結局会場的にOKなのか分かんないよね)、前の人の頭でステージが見えなかったりするっていう悲しみが起こる可能性が減るし。
運営サイドからしたらたまったもんじゃないんだけど、観客サイドからすると利便性が向上するという何ともモニョ-ンってなる関係よなこれ……うっうっ
メモ帳とペン、双眼鏡を取り出す。
アリーナ席最前の「録音録画撮影禁止」の看板を狙って双眼鏡のフォーカスを丁寧に合わせていく。
音響や照明、映像関係のオペ卓席を見るという悪趣味なこともしてたんですけど、機材って見てて面白いですよね。
双眼鏡を持ってしても細かい表示とかは全く見えないんですけど、音響卓かな?の色んな色のツマミが綺麗で…。あと画面にシンプルな曲線が見えて「はぁ、何となくしか分からんけどすごいことは分かるぜ」みたいな気持ちだった。
卓席見てニヤニヤ笑ってるオタク気持ち悪いからやめようね…。
観劇前特有の「耳が開いてきていつもより色んな音を拾うようになった」のを自覚できて思わず笑ってしまったレベルで嬉しかった
この感覚も実質1年半ぶりなんだよな。
全く、本当に長かった。
長い幕間だった。
1ヶ月で済む予定だったのに、1年半もかかっちまった。
その間にどこか別のライブに行けたってわけでもなかったし、あっても家で観る配信ライブだったわけで。
やっぱこの空気だよ。
この臨場感が手放せなくてここまで来てしまった。
『猫ちぐらの夕べ』の時に「やっぱり、ライブはライブだよ」って言ってた田村さんの言葉が何となくよみがえる。
やっぱり、ライブはライブだよ。
丹精込めて作った音楽を全力でやるスピッツが観たくて、そして私と同じような気持ちの人達と一緒にこの空間の何もかもを吸収したいのだ、と。
私みたいなやつがこんなとこにいていいのかな、とかほんのちょっぴり思ったりもしたけど、きっとそれすらもスピッツは拭い去ってくれるんだろう。
あぁもうこれ絶対泣くわ。
何が来ても大丈夫です。
一旦ここまで。
「今回の断末魔ないんですか?」「(レポ)ありますよね?」とフォロワーやフォロワー(ではない)から詰め寄られたりしてるので書きます。ちゃんと書くから。今回もうフォロワーと会った話しかしてないじゃん!?
ただ、ちょっと書きながら激アツになっちゃったので、ライブ本編は次の記事にします。
座って待っててね。膝とか腰を痛めても私がオススメ出来る漢方はないから……。
また次の記事でお会いしますよ!!!
(次回、しめやかに執り行われる私の葬式)
←To Be Continued-